
6 シーズン
72 エピソード
ハンチョウ〜警視庁安積班〜 - Season 6 Episode 5 File.05 ストーカーに狙われた花嫁!人形が語る真実
ある日、殺人事件が発生。遺体が発見された現場に駆けつけた安積(佐々木蔵之介)と小池(福士誠治)は、鑑識の丸岡(六平直政)と千春(加藤夏希)から、死亡推定時刻が前日の夜9時から11時頃との報告を受ける。凶器こそ発見されなかったが、血痕のついた手ぬぐいと「合歓垣早苗(ねむがきさなえ)」と書かれた紙片が見つかった。また、ポケットにあったボールペンには「週刊新時代」のロゴが印字されていた。安積たちは身元確認のためにその編集部を訪ねると、被害者は広川東吾(若杉宏二)というフリーの記者だと判明。広川は、社会の不正を暴くような告発ネタを持ち込む、やり手のジャーナリストだった。安積らが広川のアパートを捜索すると、デスクの上にはあるタウン誌が。そこには、広川が担当し、長期連載としてスタートしたはずの「江戸木目込み人形(えどきめこみにんぎょう)職人・清瀬陽道(竜雷太)」の記事があったが、なぜか連載2回目にして終了となっていた。それは広川が持ち込んだ企画だったが、陽道とのトラブルがもとで連載が中止となったことが判明する。陽道を訪ねた安積たちは、「合歓垣早苗」という文字を陽道に見せると、「ネムガキなんて知らない…」と言い放つ。しかし安積は、なぜ陽道がこの難読苗字を読めたのかが気になっていた。さらに調べを進めると、取材で足しげく工房へ通っていた広川は、婚約者がいる陽道の娘・結衣子(大凪真生)に好意を抱いており、それが陽道の逆鱗に触れて取材を断られたらしいとのことだった。調査を進める安積班の前に、陽道の主治医である水沢医師(橋爪功)がまたしても立ちはだかり…。