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夏に恋する女たち - Season 1 Episode 5 第五回 泣くのはまかせて
光男(田村正和)はエレベーターの前で律子(萬田久子)と出会い、治夫(深水三章)と決着をつけるために恋人同士という設定で会ってほしいと再び頼まれていた。その場にちょうど通りかかった遙子(名取裕子)は、光男が律子を口説いていると勘違いし、軽蔑した眼で見る。一方、早苗(梓みちよ)はホストクラブから送られてきた請求書、大介(原田芳雄)と2回のデートで13万円という額に驚いた。早苗から直接高いと言われた大介はショックを受ける。だが、ビジネス第一の大介は金銭感覚も早苗とは大違いであり、今後店以外での付き合いは断ると返事をするのだった。そんなある日、以前から画商をやろうと思っていた上坂(津川雅彦)は、遥子に第一の画家として売り出したいと話を持ちかけた。しかし、遥子はそういう手口は大嫌いだと叫んで上坂の部屋を飛び出す。遙子のただならぬ怒鳴り声に、7階の住人たちがフロアに集まる。そんな中、遙子を追いかけて屋上に行った光男は…。